掲載日2024年7月22日
令和6年7月22日(月)に、令和6年度初任者研修に係る校外研修「接遇マナー/ヤングケアラー/生徒指導/特別活動1」を開催しました。
午前の講義・演習では、有限会社ファニーフェイス 代表取締役社長 山村 美穂子 氏による「接遇マナーとコミュニケーション」を通し、円滑な人間関係を築くためのコミュニケーションの在り方などについて、体験をしながら見つめ直すことができました。また、中央子ども家庭支援センターによる講義「ヤングケアラーと児童虐待について」では、ヤングケアラーの実態や支援について学びました。
午後の「生徒指導の基礎基本」、演習・協議「児童生徒の問題行動・不登校等への対応」では、本市における生徒指導上の諸課題や事例から学ぶ生徒指導の進め方について理解を深めました。また、講義「一人一人が育ち、集団が育つ特別活動」では、特別活動における学習指導要領のポイントや次回の校外研修「野外体験活動/救急救命」の意義等について学び、役割分担などの計画を立てました。
【受講者の気付きや学び】
・コミュニケーションにおいて、笑顔で接することが相手だけではなく、自分自身の心の安定にもつながることが分かった。ストレスをためないように自分の機嫌は自分で取り、心身ともに健康な状態で子どもたちに接するよう心掛けたいと思う。
・生徒指導の講義では、組織的な対応が重要であることを改めて認識した。何か問題が起きた時は、必ず管理職や学年部の先生等に報告・連絡・相談し、子どもたちに寄り添った支援・指導を行いたい。
・近年、児童虐待やヤングケアラーについてニュース等で報道されることが多いと感じる。日頃の子どもの生活の様子について、細心の注意をして見ていき、大事件に発展する前に未然に防止することが大切だと考える。