研修日記

掲載日2023年11月24日

令和５年１１月１７日（木）に、令和５年度第７回中堅教諭等資質向上研修「人権・同和教育」を開催しました。講義「わたしの人権感覚！」では、人権・同和教育は部落差別解消のためであることが根底にあること、学級の「困った子」を思い浮かべ、本当に困っているのは子ども本人であること、なぜそのような姿があるのか背景を知る大切さを学びました。演習・協議「差別を「なくす」子どもたちを育てるために」では、自分の人権を守り、他者の人権を守るための実践行動ができることが育てたい資質・能力であること、人権が尊重される教育の場としての学校・学級が土台であることを踏まえ、差別にどのように向き合うか、道徳科をはじめ教材をどのように捉えるかについて考えました。
【受講者の学びや気付き】
・差別に打ち勝った事例をたくさん知ることで、勇気や明るい展望をもつことができた。日常の中で題材となれるものを見落とさないよう、私自身のアンテナを高くしておこうと思った。
・多様な価値観が認められる社会へと移り変わる中で、人権学習をすることの難しさを感じていた。今日の研修を通して、まずは正しい知識をもち、正しい感覚で人間に接していくことの大切さを学ぶことができた。