掲載日2023年10月27日
令和5年10月27日(金)に、文部科学省初等中等教育局 視学官 直山 木綿子 氏による講義・演習「「CAN -DOリスト」形式の学習到達目標に基づいた「聞くこと」「話すこと」の指導と評価の在り方について」を行いました。コミュニケーション能力の基礎を育むため、「聞くこと」「話すこと」における指導と評価はどうあるべきか等について、実際にある単元の目標から自分で評価規準、評価基準を作成しペアで意見交流する演習を通して理解を深めました。また評価の公平性として、「話すこと(やり取り)」では、ペアとなる相手によって条件が変わることも考えられるため、学期に1回程度、同じ条件でパフォーマンステストを行い、条件を一定にそろえて見とることが効果的であると確認しました。
【受講者の声】
・外国語の授業に対して意欲が増した時間となり、もっと教材研究をしていきたいと感じた2時間半であった。
・評価について、指導と関連付けることやそのための教材研究が重要であることが分かった。特に評価の公平性をしっかり捉え、子どもと明確なゴールの共有化を図っていきたい。
・授業の中でコミュニケーションを取るときは、広げること・深めること・関わることが大切だということを教師モデルで示していきたい。