掲載日2023年9月15日
令和5年9月14日(木)に、令和5年度初任者研修に係る校外研修「教科等指導応用/特別支援教育2/学級経営2」を開催しました。教科等指導応用では、主体的・対話的で深い学びの実現についてピクトグラムを活用して具体的にイメージをつかみ、11月に実施される授業研究に向け、七つの分科会に分かれて指導案審議を行いました。特別支援教育では、事前アンケートで把握した初任者の困りについての説明とともに、近年の特別支援教育に関する動向や合理的配慮、アセスメント等について理解を深めました。学級経営2では、人間関係づくりプログラムについて理論と実践の双方向から学び、児童生徒の居場所づくり等について考えていきました。
【受講者の学びや気付き】
・主体的・対話的で深い学びの実現に向け、授業でのねらいを明確にし、子どもたちに付けたい力とそのための手立てを考えることを再認識できた。その後の指導案審議においてもグループで協議することで、多様な意見が出て、深く考える機会となった。
・子どもの困りに対する「理由」や解消に向けた「工夫」「対策」を考えていく重要性を改めて感じた。同じ特性をもつ子どもは二人としていないので、その子どもとの信頼関係を構築した上で、複数の教員で対応していきたい。
・児童生徒理解の中間発表では、他の先生方と交流することで、自分の視点を広げることができた。仲間からのたくさんのアドバイスを今後の実践に取り入れ、その効果について検証していきたい。