掲載日2024年10月15日
令和6年9月12日(木)に、令和6年度初任者研修に係る校外研修「教科等指導応用/特別支援教育2/学級経営2」を開催しました。
午前は、講義・演習「「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業づくり」を通し、ピクトグラムを活用した授業分析やICTの活用について学び、その後、各分科会に分かれ、次回11月の研修で代表で授業をする初任者が作成した学習指導案の審議を行いました。
午後は、講義・演習「通常の学級における気になる子どもへの指導・支援の在り方」を通し、近年の特別支援教育の動向や合理的配慮などについて学び、協議「児童生徒理解の力を高めるために(中間発表)」では、自己課題の解決に向けた1学期の取組における成果と課題について協議しました。また、講義「魅力ある学級づくりに向けて」では、学級担任の役割や児童生徒の居場所づくりについての具体的な方法などについて理解を深めました。
【受講者の学びや気付き】
・「主体的・対話的で深い学び」を分かりやすく捉えることができるピクトグラム一覧を参照しながら、授業動画を視聴することで、子どもの学びの姿を整理することができた。子どもが主体となる授業の創造に向け、子どもの疑問や気付きをもとに課題を引き出す工夫が大切であると考えた。
・他の初任者の学級経営に係る実践を知り、自分自身の足りない部分や課題を自覚したり、日ごろの悩みに対する解決のヒントを得たりするなど、学びが多かった。今後も初任者同士、切磋琢磨して教師としての力量の向上に努めていきたい。
・特別な支援に関し、児童生徒の実態に応じたきめ細かな対応が必要なことが分かった。イラストを用いた図示や言葉掛けなど、視覚的な支援と聴覚的な支援を組み合わせたより有効な支援の在り方について考えていきたいと思う。