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研修日記

令和5年度「DV・児童虐待防止研修」を開催しました

掲載日2023年8月25日

令和5年8月23日(水)に、令和5年度「DV・児童虐待防止研修」を開催しました。福井大学 子どものこころの発達研究センター発達支援研究部門 教授 友田 明美 氏による「子どもの脳を傷つけない子育て〜マルトリートメントによる脳への影響と回復へのアプローチ〜」では、脳科学の視点から考える「子どもへの裂けたい関わり」やマルトリートメントが引き起こす「愛着(アタッチメント)障害」等について、影響を受けた子どもの脳の3D画像や研究分析結果等から理解を深めました。
【受講者の学びや気付き】
・「マルトリートメント」という定義を初めて知っただけでなく、小児期のマルトリートメントが脳を変形させ、成長後の心のトラブルにつながっていくなど脳科学的な視点での話を聞くことができ、新たな気付きがたくさんあった。データが示す現実や実例を通して、子育てを含むこれまで自分の行動(教育活動)を振り返る時間にもなったが、傷ついた脳や心身は、適切な環境や支援で回復できることが分かり救われた。
・友田先生の「一人でも多くの子どもたちに寄り添い、救いたい」という熱意が伝わり、我々も根気強く子どもたちに接していかねばと感じた。子どもたちが問題行動を起こす背景に何があるのかを見定めて、認めながら、専門機関と連携していきたい。