掲載日2019年8月20日
各学校の教員を対象に、令和元年度「通常の学級における特別支援教育研修」を行いました。星槎大学大学院の阿部利彦教授をお招きし「発達が気になる児童・生徒の理解と指導・支援」について講義をしていただきました。
通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする子どもたちの困りの疑似体験、具体的な支援の在り方など、明日からの実践に役立つ貴重なお話をたくさん聴くことができ、子どもへの適切な指導や必要な支援について理解を深め、特別支援教育に係る実践的指導力の向上を図る研修となりました。
【受講者の感想】
〇LDやADHDの子どもたちに対する誤解がまだまだ多くあると改めて感じました。疑似体験の中で、LDの子どもが抱えている困難さが理解でき、文章の見え方等、配慮していく必要を学びました。
〇ADHDや自閉症の子どもについての理解が深まるとともに、それぞれの特性に合わせた適切な支援例を多く聞くことができました。
〇注意機能を鍛えることで行動が変わっていく様子がDVD視聴でよく分かりました。
〇こだわりは「否定や禁止」ではなく、「置き換え」が有効であることが分かりました。
〇実践に「思いやり」を添えることを忘れないようにしたいと思います。