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研修日記

平成30年度初任者研修「人権・同和教育」

掲載日2018年7月6日

平成30年度初任者研修に係る校外研修「人権・同和教育」を行いました。人権・同和教育課参事による講義「『部落差別解消のための人権・同和教育基本方針』に込められているもの」や人権・同和教育課指導主事による講義「同和問題についての基礎的理解」、「同和教育が培ってきたもの」や演習・協議「人権・同和教育を基盤とした学級・集団づくり」を通して、人権感覚を磨くとともに、人権・同和教育推進上の課題等について理解を深めました。

【受講者の声】
〇差別やいじめについて考えるときに、「無い」と「見ない」は違うことを学びました。教師が見ない、または見ようとしなければ子どもたちにも見て見ぬふりの意識が育ってしまうと思った。教師が「見抜く」力や意識をもつことが必要だと思うので、まずは自分自身の人権感覚を磨いていくために、自分の中で問うことを日々行っていこうと思う。

〇差別かどうかを判断する時に「本人の責任のないこと、努力で変えられないこと、自分で選択できないこと」というものさしで判断するという話がとても印象に残った。日頃から差別のものさしをしっかりもち、子どもたちと一緒に考えながら犠牲者非難を無くしていきたい。差別される方が変わるのではなく、差別している方が自分のしていることに向き合い、変わっていくような教室や学校にしていきたい。そして、子どもたちに絶対的自尊感情を育てていきたい。