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研修日記

平成30年度「実験・観察指導力向上研修」

掲載日2018年6月12日

小学校教諭等を対象に「実験・観察指導力向上研修」を行いました。國學院大學栃木短期大学講師 森田 和良 氏による提案授業「4年 空気と水」を碩田学園で参観した後、講義「思考力・判断力・表現力等を育成する理科の授業展開~『深い学び』へ導く活用問題と説明活動~」を大分市教育センター大会議室で受講し、自然の事物・現象について見いだした問題を科学的に解決するために必要な資質・能力を育む理科の授業展開等について理解を深めました。

【受講者の声】
〇子どもたちが「やってみたい。」と思い、実験に主体的に取り組む姿や実験結果に違いについて真剣に考え合う姿が多く見られたのが印象的だった。また、森田先生が子どもたち一人一人の考えをネームプレートで板書に位置付けたり、発表させたりするやり方が勉強になった。子どもたちの発言に対して、なぜそう思うかを問い返していくことが大切だと思った。子どもたち全員が、理科の見方や考え方働かせられるような手立てを考え、授業改善に取り組んでいきたい。

〇言葉だけで理解したつもりになっていることが確かに多いので、事象と結びつけるための工夫や新たな活用課題を設定し、習得した知識を本当に活用できるのかを確かめる活動を仕組むことが大切だと感じた。また、そのことが授業の振り返りにもなり、子どもたちの深い学びにつながると思った。これから意図的に授業に仕組んでいきたい。授業を参観し、その後にその授業と関連させて講義を受け、とても具体的でわかりやすい研修だった。